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【メディカルハーブに寄せて】ハーブとブルーベリーの楽しみ方

ここではブルーベリーにまつわるあらゆる情報をお届けします♪
今回は大地由美さんにメディカルハーブとブルーベリーの関係についてご紹介いただきます。

ブルーベリーとハーブ

今回のブルーベリーのある生活では、兵庫県丹波市在住のメディカルハーブの専門家・大地由美さんに、ハーブとブルーベリーの楽しみ方についてお聞きしました。
みなさまの生活にもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
    
薄黄緑色からだんだんと赤みが増しそして濃い青紫色。色づくブルーベリーの果実を見ているだけで癒されます。
もぎたての果実は本当に天然の宝石のように凛とした落ち着いた輝きがあります。
ブルーベリーの濃い青紫色はアントシアニン色素で植物のポリフェノールの一種です。
そのポリフェノールのアントシアニン色素は、今、健康維持のための成分として生活の中にいろいろな形で取り入れられています。

他にアントシアニン色素では、赤ぶどうの濃い赤色、黒豆の黒色があります。
大地と水と太陽の光の(光合成)から成長し、実をつけ種となってまた次の子孫につないでいく。そんな植物のサイクルの中でヒトが「自然の恵み」としていただいています。
そこには「有難う」の感謝しかありません。
ハーブもその植物の一つで、一般に生活に役立つ香りのある植物をいいます。
そのハーブに含まれている成分を健康維持のために使おうとする分野を「メディカルハーブ」と呼び、また、薬用植物そのものを示す場合もあります。
メディカルハーブでは、ルビー色のアントシアニン色素成分を持つ「ハイビスカス」があります。
ハワイをイメージする園芸種のハイビスカスとは異なり「ローゼル」というアオイ科の植物の花の顎(ガク)部を乾燥させたハーブでアントシアニン色素成分は「ヒビスシン」です。
メディカルハーブのハイビスカスは、植物酸を多く含み酸味のきいたルビー色のハーブティーで世界中の女性に人気です。

ひとことコラム

ハイビスカスが知られたのは、1964年の東京オリンピックのマラソン王者のアベベ選手やドイツの選手団がハイビスカスティーを天然のスポーツドリンクとして試合中に飲んで金メダルを獲得したことで一躍有名になったそうです。

ハイビスカスは、アントシアニン色素、植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、ミネラル(鉄やカリウム)などが代謝を促進して肉体疲労、眼精疲労、循環不良などに適応しています。
ブルーベリーとハイビスカスに含まれるアントシアニン色素は共通して、スマホやパソコン等で目を酷使している私たちの目の健康をサポートする成分です。

少し知って、少し意識して、そして、自然の恵みに感謝しながら大切な食物としてブルーベリーやハーブを体に取り入れることは、毎日の暮らしを笑顔に過ごすための「美味しいセルフケア」です。
そんなブルーベリーとメディカルハーブのハイビスカスのコラボは、作用の相乗効果もさらに期待できます。

ブルーベリー&ハイビスカスを美味しく

◆ハイビスカスティーにほんのり甘いブルーベリージャム
ブルーベリーの色にハイビスカスの赤色が加わりティーの色目も楽しめます。
さらにペパーミントやスペアミントのフレッシュハーブを浮かべるとさわやかなミントの香りが甘酸っぱい味に香りの後押しをしてくれます

ハイビスカスティー

■記事の投稿者
Tellus大地の女神 大地由美
日本メディカルハーブ協会認定シニアハーバルセラピスト

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