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わかさブルーベリー農園奮闘記⑦

2021年夏、兵庫県丹波市の地でプレオープンを目指している「わかさブルーベリー農園」
どんな想いからスタートしたのか、どんなブルーベリーを育てているのか、なぜ丹波の地を選んだのかなど、「わかさブルーベリー農園」プレオープンまでの道のりを奮闘記として紹介しています。
今回は、プレオープンを迎えるわかさブルーベリー農園の様子をお伝えします。

いよいよ収穫の時

春に花を咲かせたブルーベリーは、ハイブッシュであれば6月~7月、ラビットアイであれば8月~9月にかけて実をつけ膨らみます。7月に入ると実が熟しはじめ、皮が濃い紫色に変化します。その後、数日かけて実の中に糖分をため込み完熟。甘いブルーベリーが収穫できます。
ブルーベリーはすべて手摘みで収穫します。濃い紫色のベリーを軽く手で引っ張り、簡単にポロっと取れるものは完熟。枝にしっかりくっついているものはもう少し待つとおいしくなります。

完熟したブルーベリー

わかさブルーベリー農園では、新たにブルーベリーを植樹し25品種約350本もの様々な種類のブルーベリーを育てています。

ブルーベリーの収獲は、夏の炎天下の中。そのため実を収穫するのもひと苦労です。
ブルーベリーの実は同じ木でも一斉に実るわけではありません。
農園の中を巡って実っているブルーベリーを探し収獲。この作業を夏の間ずっと続けなければいけません。夏はブルーベリーが実るうれしい時期ですが一番大切な時期でもあります。

わかさブルーベリー農園のブルーベリー写真100円玉ほどの大きさ
成熟度の違うブルーベリーの実・大きい実は100円玉程の大きさ

プレオープン準備!お客様にブルーベリーの魅力を伝えるために

いよいよこの7月、わかさブルーベリー農園はプレオープンを迎え、お客様をはじめて農園に招き入れます。

果実の収穫や加工品の販売などを通じてお客様に、ブルーベリーの魅力を伝えていきたいと考え、最後の詰めの準備を行っています。

わかさブルーベリー農園の前には飲食店の「ロカッセタンバ」がありブルーベリーを使った商品も食べることができます。ぜひ楽しみにお待ちください。

わかさブルーベリー農園の様子

私たちが育てています

株式会社わかさ生活 研究員 浅野 智哉( あさの ともや)

植物の病気に対する抵抗性の研究の専門家(理学博士)。 「チイキノチカラ創生事業※」のリーダーとして、わかさブルーベリー農園の立ち上げや、ブルーベリーの品種改良に取り組む。
※地域の方々とともに地域創生を目指す事業。

丹波ブルーベリー研究会 会長 山本 一(やまもと はじめ)氏

2000年に140本のブルーベリー栽培を自宅の農園(ノビリス 農園)で開始。2006年には、丹波市内の8名が発起人となり「丹波ブルーベリー研究会」を発足。現在は丹波市のブルーベリー 栽培・販売の中心的な立場として活躍。

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